仕事のやりがい


最近は、仕事が単なる生活を支える為の糧となってしまい、仕事のやりがいや喜びの声を聞くことはあまりありません。
しかし、昭和の時代のように「明日の希望」が見える時代には、仕事は単なる生活の糧ではなく、そこにそれぞれのこだわりや誇りがありました。
社会奉仕と言うと、何か偽善的な表面だけの言葉の様に思われますが、仕事にこだわりや誇りを持つことで、自然と前向きなやりがいや喜びを感じ、気がつけばそれが周囲に喜ばれて、品質の向上へと繋がっていきます。

今の時代は派遣社員などの毎日の仕事の内容が決まっていない労働者も多く、この様な環境では仕事へのこだわりや喜びを見つけることは難しいでしょう。
本来、医療の仕事は、病に悩んでいる患者の心のケアや時には命を救う仕事として、とてもやりがいのある仕事です。

ですから、真にこの仕事に誇りを持てば、少ない人材の中でも、これからの高齢化社会に適した医療の仕方が必ず見つかる筈です。
今の病院は高齢化により、患者が急に増えたのではなく、診療報酬の保険制度の引き下げにより、より多くの診察をこのさなければ病院の運営が成り立たない為、必要以上に診療回数を増やしているのが原因です。

現在の診療内容は、まるで工業製品の製造を行うように、5分刻みの決められた診療を数多くこなし、その単純作業の繰り返しが、仕事への魅力を喪失させております。また、看護助手として医師や看護師のサポートを行う人材も募集されておりますが、残念なら今の看護助手は単なる雑用係で、体制的に彼女達を低く扱うようでは、思ったようなサポートには繋がらないでしょう。

看護助手の仕事は、社会人から医療を目指す人にとってもっと希望が持てるように仕組みを考えて欲しいと思います。助手をしながら看護師を目指すか否か考える場にして欲しい。さらに、助手の仕事を通し看護師不足の解消につながるよう認知度を上げて欲しいと思っています。そんな職業であれば、看護助手への前向きな転職がメジャーになるのかな?と期待できます。